今治城からしまなみ海道へ

松山市からの帰りに、第三の本四架橋「しまなみ海道」を渡ってみようと今治市を目指しました。

今治市は愛媛県では松山市に次ぐ第２の都市で、造船とタオルの生産で有名です。

江戸時代から今治城の城下町として栄え、また、古くから瀬戸内海の海上交通の要所でもありました。

松山自動車道から今治小松自動車道を通り、今治湯ノ浦ＩＣで降り今治市内を目指しました。

最初に向かったのが今治城です。

１６０４年、藤堂高虎によって築城され、海から直接船でお堀に入ることができる水城です。

その後藤堂高虎の移封により、天守閣は丹波亀山城に移築されたと伝えられています。

今治周辺で温泉が無いか調べてみると、山峡の渓谷沿いに鈍川温泉があります。

こじんまりした温泉街で、今治市内から車で２０分ほどで到着します。

今治城を後にして、西瀬戸自動車道に乗りました。いよいよ「しまなみ海道」を渡ります。

最初に目に入ったのが来島海峡大橋の橋桁でした。

今治から終点の尾道までの間、１０本の橋が架かっています。

しまなみ街道が開通した当時は、自動車専用道路が一部未整備でした。そのため何度か一般道に降りては、また、自動車専用道路に乗るの繰り返しでした。

その度に通行料が徴収され、少し割高だったことを思い出します。

それでも広島県と愛媛県との間の風光明媚な瀬戸内海の島々を堪能できました。